正負の法則

皆さまご無沙汰しております。

気づけば昨年10月以来更新していませんでした……。

危うく半年更新しないところでしたね。

まぁ自分のペースで無理なく義務にならないように更新していきますので、悪しからずご了承下さいませ。

最近よく思うことがあります。

いや、数年前から思っていたことかもしれません。

美輪明宏さんが、御著書の中で「正負の法則」ということを仰っているのですが、人は良いことも悪いこともバランスよく人生全体を通して成り立っている というようなお話です。

ものすごい栄光を掴んでしまった人が早死にしたり、人生はプラスマイナスゼロで出来ていることを語っていらっしゃいます。

なるほどなと個人的に思ったりしています。

正負の法則の話を以前母にしたところ、母もたまに「正負の法則ってあるのかもね……」と口にすることが増えました。
「これも正負の法則なのかねぇ」などと。

私は子供の頃、とても内気で、外に出るとおとなしくなってしまい話が出来ず、いじめられていて小学校2年の頃はクラスに一人しか友達がいませんでした。それゆえに惨めな思いや辛い思いを沢山しました。

当時唯一のお友達だった優しいA・Nちゃんも、お父様のお仕事の都合で小学校2年の間に早々に引っ越してしまい転校をしてしまいました。

今のようにSNSが無かったため、その後の行方は当然わからず、今どうしているのかなと とても気になっています。それが分からないのが残念です。

お家に遊びに行った時も、優しいお母様が迎え入れてくださり、私の絵が上手いと褒めてくださいました。

お父様は車で公園などに連れて行ってくださり、キャッチボールなどで遊んで下さいました。その時のお父様の笑顔は今でも脳裏に焼き付いています。明るくて優しくて若くて、さわやかでカッコいいお父様でした。

Aちゃんも、ご両親も、今思うと とってもとっても心の優しい人たちでした。私はその思い出を一生忘れません。
感謝しています。

他にも辛いことは色々ありましたが、私は今とても幸せです。

高校までは辛いことが比較的沢山ありましたが(大学は優秀で真面目で尚且つ性格もまともな人たちがたくさんいたので大丈夫でした。有り難かったです)、今の方が高校までの生活に比べたら幸せです。

あの頃、私をいじめていた人たちよりも、今の自分の方がきっと幸せだろうな思える、それは自分の勝手な思いで、傲慢かもしれませんが、その自信が何故かあります。それは正負の法則なのかな?と、ふと思うことがあります。

辛いことがあるから、幸せを感じられる とも思います。

人生は良いことばかりではないですし、どんな人間も苦しいでしょう。
しかも「運」もありますから、本当に悲惨な人は悲惨ですね。平等ではないとは思います。そういうものかなと。

しかし「自分」としてこの世に生まれたからには、それを受け入れるしかなく、またその奇跡には何か意味があるのかもしれませんよね。

分かりませんが、命の誕生は奇跡です。

何を言っているのか分からなくなりました(笑)。

変な話に最後までお付き合い下さり、ありがとうございます。

このブログを一体何人の方がご覧になっているのかも、アメブロオフィシャルブログをやめてからは分からなくなりましたが、

また更新するその日まで^ ^

安部智凛 ABE Tomori

 
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